いい土地が見つかったら、まずは買付証明書!

いい土地が見つかったら、じっくり材料を集め、
それらが揃ったところで判断!
といきたいところですが、それでは実は遅いのです。

 

まずは購入検討の意思表示をしておかないと、
他の購入希望者に先を越されることがあるからです。

そこで、いわゆる「買付証明書」や「申込書」を売主に渡し、
交渉権を得ておく必要があります。


大金が動く土地の売買契約で簡単に書類を出すことに
抵抗を覚える方もいるかもしれませんが、
買付証明は契約とは違い、
実際に契約しなくてもペナルティはありません。

値段などの交渉をした結果、条件が折り合えば契約、
そうでなければそこで交渉は終わるというわけです。

 

人気の土地では、数時間の差で買付証明書が
出されていたということもありますので、
気に入った土地があれば、何はさておきまず土地を押さえ、
それからじっくり検討や交渉をすれば良いのです。

 

とは言っても、何ヶ月も売主と交渉するわけにはいかず、
通常は買付証明書の有効期限は1~2週間程度。
あまり買う気の無い土地に気軽に出すものではありません。

 

また、買付証明書には法的拘束力は無く、
売主にとっても契約しないことへのペナルティはありませんので、
買付証明書を出したからといって安心せず、
速やかに交渉や検討をしなければいけません。


よい土地が見つかったら、すぐ買付証明書を出し、
引き続き検討や売主との交渉をするようにして下さい。