ハウスメーカーの特徴は、
これまで現場で1棟1棟手づくりであった住宅を、
工場生産による「工業化住宅」にしたという点。
自動車や家電製品と同じように、
品質が一定で精度が高い住宅を大量に供給でき、
その結果スケールメリットでコストもダウンさせ、
しかも工期も短くて済みます。
ただし、敷地が変形狭小だったり、こだわりが強いなど、
商品の規格に合わない場合、割高になったり、
そもそも建築できないということも起こりえます。
そうなると問題になるのが、どのハウスメーカーを選ぶかということ。
それには、まず構造・工法を選択する必要があります。
ハウスメーカーの扱う構造には大きく「木造」と「鉄骨造」があり、
(一部プレキャストコンクリート造を扱うメーカーもあります)
木造には「在来軸組み」「ツーバイフォー」「木質パネル工法」があり、
鉄骨造には「軽量鉄骨」「重量鉄骨」「ユニット工法」があります。
各構造・工法ともにそれぞれ特徴があるので、
まずは大きく「木質系」か「鉄骨系」かを選び、
その中で数社比較するようにしましょう。