平成24年1月5日現在の、名古屋地区の住宅ローンの金利動向です。
まずは変動金利タイプ。
先月に引き続いての据置きで、
中央三井信託銀行の0.775%や名古屋銀行の0.85%をはじめ、
1.0%前後の低水準で推移しています。
相変わらずの景気状況で、
日銀のゼロ金利政策も継続される模様ですので、
当面大きな状況変化はなさそうですね。
次に、固定金利・固定金利期間選択タイプ。
一部の金融機関で0.05%程度の微減も見られましたが、
大勢としては大きな動きはありませんでした。
10年固定で1.45%~となっています。
なお、名古屋の地元ではありませんが、北陸銀行の
3・5・10年期間選択タイプで0.1~0.15%の利下げがあり、
年齢や年収制限がありますが、団信に8大疾病保障が付いて、
3年固定で0.75%と最低水準になっています。
そして、フラット35。
昨年末は2ヶ月連続の利上げとなっていましたが、
一転、今月は0.03~0.07%の利下げで、
最安値は下記の通り(カッコ内は対前月)となっています。
・20年以内 1.86%(▲0.06%)
・20年以上 2.14%(▲0.07%)
・フラット50 2.89%(▲0.03%)
これは、2010年9月に記録した最低金利並みの水準で、
20年以上タイプで歴代2位となり、
20年以内タイプでは最低金利を更新しました。
あと、名古屋地区のトピックとして、
岐阜銀行が十六銀行との合併を本年9月16日に控え、
新規の住宅ローンの受付を1月4日から中止しました。
なお、上記の金利は金利プラン優遇後の数字であり、
借入れ条件や借りる方の属性によって上下します。